組織が成果を手に入れ、成功するためには、ビジョンやミッションなどの風土が重要だそうです。
ビジネスエニアグラム協会が主催しているシナジー・メイキング研究会では、ビジョンやミッションの策定から始まる組織風土の醸成をリードする人材を育成しています。
複数人から成る「組織」では、必ず衝突が生じます。
この衝突によって生じる「相乗効果(シナジー)」と「負の相乗効果(アナジー)」を学び、これらを活かせるプロセスを学べるのがこの研究会です。
今回はそんなシナジー・メイキング研究会を紹介してみようと思います。
■成果を手に入れるためのプロセスを学ぶことができる
シナジー・メイキング研究会では、組織が成果を手に入れるためのプロセスを学ぶことができます。
このプロセスは講師の経験・実績を元に、根拠となる書籍や研究成果を交えた内容となっていて、とても充実しています。
さらに、全てのプロセスでエニアグラムを取り入れていて、タイプ別での考え方の違いを学べます。
例えば「コミットメント」。
タイプによって「積極的にコミットすること」「コミットしたくないこと」が違います。
シナジー・メイキング研究会では、参加メンバー自身が「コミットすること・しないこと」を共有し、理解を深めます。
■自分の組織のことを考えるきっかけ作りになる
シナジー・メイキング研究会では、自分の所属する組織だとどうですか?という事前課題があります。
ここで半強制的に「研究会で学んだ内容」と「自分の所属組織での状況」の差を考えることになります。
これはつまり、自分の組織をより良くするためにはどうすればよいか?を考えるきっかけに他なりません。
普段そんなこと考えないよ、ということが事前課題になっていて、とても面白いです。
そして、考えた結果を見返すと、「おー自分はこんなことを考えていたのか」と感じてさらに面白いです。
■学んだ内容を実践できた
私が所属している組織では、シナジー・メイキング研究会が始まるよりも前からビジョンやミッションを考える必要が出ていました。
そして、私はビジョン・ミッションを考えるメンバーの一人となり、メンバーと一緒にとてつもなく悩んでいる最中でした。
そして迎えたシナジー・メイキング研究会の第1回。
今まで悩んでいた内容がすっきり整理されて目の前に飛び込んできました。
「あ~あと数か月早く研究会が始まっていれば」という気持ちと、「おお、これで悩みが一気に解決するぞ」という気持ちが頭の中で飛び交いました。
(思考から始まるタイプ6、思考センター)
研究会を重ねながら得た知識を自組織に還元し、メンバー間のディスカッションを経てビジョン・ミッションの策定は無事完了。
でも、まだまだシナジー・メイキングは始まったばかり。これからは組織内に浸透させていかないといけません。
■まとめ
今回はビジネスエニアグラム協会が主催しているシナジー・メイキング研究会について触れてみました。
実際に受講し、自組織で実践して(少し)効果が得られたところです。
道半ばではありますので、さらなる効果が得られたらご報告したいと思います。
パートナー会員 永野智靖(タイプ6)