「『わからない』って言ったら思考停止するので、
言わない方がいいですよ。」
これは、10年程前、
ある人のグループセッションを受けたとき、
言われた言葉。
それは
すでにカウンセラーやコーチの資格を取って、
会社を辞めて、
エニアグラムや、ビジネスを学びに、
しょっちゅう東京に行っていた頃。
今考えると、その時期は、
私の今のマインドの基礎を作っていた頃。
何かの質問をされて、
ちょっと考えたけど、
答えが出てこなかったので、
「わかりません」といった時に返された言葉。
「わからないって言わない方がいいよ。」
そういわれて、カチン!ときた。
だって、他に人がいるのに、
自分だけが時間取るわけにいかないじゃん!
考えてないわけじゃないよ。
周りの人のことを考えていってるのに、
なんでそんな言い方するの!
私の中は、あっという間に憤りでいっぱいになった。
もちろん、その人に対して、そんな言葉をなげつけるわけではない。
でも、おそらく、相手をちょっとにらみつけるような、
やや反抗的な顔つきにはなっていたと思う。(笑)
何かを言われたときに「注意されている」感じがして、
よかれと思ってやったことが、
「よくない」と言われているような、
自分が「間違ってしまった」感じがして、
反射的に出てしまう「私の反応(パターン)」だとは、
まだ、気づいていませんでした。
でも、そういわれたその言葉がずっと頭に残っていて、
自分が「わからない」という言葉を使ったときに気付いて、
「今はまだ出てこない」等の言葉に置き換えていくようにしました。
すると、確かに、「わからない、できない」といった言葉は、
余裕がなく、他のものを遮断してしまって、
可能性をせばめているんだということがわかってきました。
そして、そんなことを繰り返しながら、
そうか…言葉が、自分の可能性を狭めているのか…
言葉が自分の思考をつくっているのか…
つまり、思考(マインド)は言葉で出来ているのか…
ということは、マインドを変えたければ、言葉を変えていけばいいんだ!
という、大きな気付きにつながりました。
そして、さらには、
「注意されている」感じがしたときは、
自分が単に反応しているパターンなだけで、
その中には、大きな気付きが隠れている。
反応したときは、それに気付くチャンスなんだ!
という、さらに大きな気付きにつながっていくのですが、
それは、もっともっと後のこと…
色んな事に反応して、イラッとしたり、モヤッとしまくっていたあの頃…
それが、自分のパターンだとも気付かずに、
相手が悪いと思っていた…
そこから、気付きを繰り返し、
少しずつマインドを変えていき、
今は、全てがありがたいと思えるようになってきた…
それは、生き方・あり方の変革
おかげで、幸せになりました。
だから、まだまだ続けたいww
まずは、イラッ、モヤッの裏側の自分に気付くところから♪
理事:にいみ ひろこ(タイプ1)
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