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自分のトリセツ(2)

自分のトリセツ(2)

前回の続きで、自分のトリセツを作ってみました。(前回の記事はこちら
先ず、私の「物事の解釈の構造」は以下の通りです。

① 自分の脳の働き方(「脳優位タイプ診断」などを活用すると、反応の癖、自己効力感、ストレス耐性、受動・能動のバランスなどが分かります)
・私の場合は、右脳タイプ、温和で統率力がある、自己効力感やストレス耐性がとても高く、近藤勇タイプとのこと・・・ 物事を深刻に考えない、楽観脳。エニアグラムの「ハーモニクス(自分が欲しているものを得られなかった時の反応の傾向の分類)」が、タイプ 2,9,7は楽観的グループなので、当たっています。

② エニアグラムで自分の気質(無意識の行動を引き起こす根元的恐れと動機、囚われ)を理解する
・私の場合は、タイプ2、ウイング3。自分の価値は「人の幸せや歓びのお手伝いできる人」であるということであり、人からの感謝を欲しがる傾向にあること。自分よりも他にエネルギーをかけ、おせっかいしすぎること。タイプ4から学び、自分との対話と自分への時間を増やし大切にすること。
・うまくいかないと、タイプ2のストレスの方向である不健全なタイプ8のようになり、パワフルに相手をコントロールしようとします。これは、組織の上に立つ人に対して特に厳しくなります。

③ これまで置かれてきた環境からの影響を理解する
・親からの影響を見てみると、私の母親はいつも大丈夫と言って大きな愛を持って信頼してくれました。父親は、両親を早くに亡くし、シベリア抑留で苦労した経験もあり、家族を顧みず自分の好きなことにお金を使ってやっていました。このような環境の中で、私は目上の人が目下の者を大切にしない場合、目上の人に対しても攻撃的になりやすい反面、組織では部下や同僚には親身に接し、困っていれば助けようとする傾向にあります。
・実家は食料品店をやっており、店をきれいにし、お客様に笑顔で接し、大切にしてきましたので、それに反するサービス業の人の対応が悪いとムッとなり怖い顔をしていると家族から言われます。
・神仏を敬い大切にする習慣が実家にあり、自分は守られているという安心感を持っています。

➃ 経験からの影響を理解する
・ 自信がなく、ひ弱な体質でしたが、小学4年から毎日約1.5kmを走り、足が速くなり運動神経も良くなったので自信がつき、それ以来、何があっても「やればできる」と信じ、振り返ってみれば、逆境を成長の糧としてきたように思えます。
・ 失敗してもくよくよせず、前向きに対処する脳天気なところがあります。
・ ウイング3の影響なのか、ビジネス上の立場からの影響なのかわかりませんが、夢や方向性を熱く語り、周囲を賛同に巻き込むので、洗脳者、宗教家、グルなどと言われていました。

➄ 家族からのフィードバックに耳を傾ける
・ 改善必要点 ・・・ 自己肯定感強すぎ、自分大好き、なんでも軽く考えがち、家族よりも仕事を優先する、注意しても同じことを繰り返す、長続きしない、人の話をちゃんと聞いていない・・・
・ 良い点 ・・・ 前向き、わりと何でもできる、頼りになる

以上からすると、私のトリセツは、

■他が私を効果的に取り扱う方法
・ 良い点を褒め、大小関わらずやって欲しいことをお願いし、やってくれたことに感謝すると、積極的にもっと役に立ってくれますよ。 明るく、さっぱりと前向きなので、付き合うには疲れません。
・ 忘れっぽいところや同じミスをすることがありますが、悪気はないので、指摘はOKですが、しつこく細かくやりすぎないこと ・・・ これをやりすぎると不機嫌になり、パワーを持っているので100倍返しを食らうことになります。

■私が自分を効果的に取り扱う方法
・ ちゃんと相手に向き合い、同じミスを繰り返さないこと。何度も同じことを聞かないようにする。
・ 相手と適度な距離感をもち、困ったら助けるが、おせっかいをしない。
・ 自分と家族との時間を増やし、本当に大切なことを優先して人生を楽しむ。
・ 健康第一を言行一致で継続して行い、豊かな人生の土台を強固にする。

このブログを書くことで、改めて自分の活かし方がはっきりと見えました。
皆さんにも「自分のトリセツ」を書くことをお勧めします。

代表理事 五十嵐静雄(タイプ2)


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