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エニアグラムの使い方(ビジネスシーン:人と組織の意識変容)

エニアグラムの使い方(ビジネスシーン:人と組織の意識変容)

人と組織の意識変容に関する手法は世の中にはさまざまあり、カウンセリング、コーチング、ファシリテーション等、

多くは海外で生まれたものを日本に「輸入」や「翻訳」している例が多いことから創始者の目から離れ、独自の解釈や工夫がなされる場合があるようで、エニアグラムもその一つです。

 

日本においてのエニアグラムは認知療法の中で読書療法やシスター鈴木秀子(文学博士)が作られた「文学療法」の一つに分けられます。

 

認知療法・認知行動療法とは

私たちのものの考え方や受け取り方(認知)に働きかけて、気持ちを楽にしたり、行動をコントロールしたりする方法です。

認知療法・認知行動療法の活用法は、厚生労働省のホームページの中の「心の健康」セクションもご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/kokoro/index.html

文学療法とは

作品が持つ世界観に共感し、その作品を通じて他の人生や経験を追体験し、自らの世界を広げるきっかけとし自己を成長させる方法です。

鈴木秀子 official web site | 文学療法 エニアグラム 聖心女子大学 コミュニオン

http://www.srsuzukihideko.com/

 

鈴木秀子氏は2015年の講演で以下のようにエニアグラムを語っています。

「エニアグラムというのは非常に人間を成長させる大きな大きな人類の知恵です。

簡単には取り付くことはできず、素晴らしい力を持つものなので、諸刃のやいばを持つもの

なまじっかかじると、また害にもなり得るということで、

私は、ただ簡単にエニアグラムを知りたいという人には、あまりエニアグラムについては話していません。」

ビジネスシーンでの具体的な活用法は、

ビジネスマンが戦国武将の逸話や歴史の知識や知見、パターン思考などを、ビジネスの現場で活かし問題発見、課題解決、交渉、営業戦略に役立てる話と似たような手法です。エピソードばかり集めた自己啓発本の類もこれにあたります。

自らの視野を広げるのはよいのですが、何かの伝記を読んだからと言って誰もがすぐその人になれるわけも無く、再現性のとぼしさに問題が残ります。

エニアグラムの9つのタイプでは意識や行動の変容をまとめ表していることから、異なる実践手法の間をつなぐ共通言語になりやすく、交流と応用を促進することができます。

例えるなら掛け算の中の「九九(くく)」のようなもので、「1から9までの数をお互いに掛け合わせた一覧表」に意味付けられます。

「九九」を繰り返し唱えて覚えることによって、かけ算の「計算の基礎」を習得することができ、どんなかけ算も「九九」を応用して解くことができるようになるのと同じように、エニアグラムの基礎に交流と応用によって、共通言語として相互理解が高まるという好循環がエニアグラムの使い方の一つです。

会員:大和 暁直(タイプ5)

ビジネスエニアグラム協会では、定期的に無料の体験会を開催しています。

無料体験会は各タイプの特徴を学び、「自己の理解」「他者の理解」をするエニアグラムへの初めの一歩となっています。

ビジネスの場だけではなく、家族・友人・恋人などすべての「人と人」の関わり合いに活用できるエニアグラムですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

体験会のお申し込みは、こちら。 【無料体験会 お申込フォーム】

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