7月3日に、「CX:新しい時代のコミュニケーションスタイル/”繋がりなおし” から始めるシナジーメイキング」をテーマに、シンポジウムを開催いたしました。多くの方々のご参加に感謝申しあげます。
「CX 繋がりなおし」 をテーマにした発表では、
- 先ず、会長の木村が、「自分自身とのつながり」、「他とのつながり」、そして「自然とのつながり」のこの3つのつながりの大切さを話しました。
- 続いて、代表理事の五十嵐が、VUCAの時代において迅速かつ的確に対応するには、関わる人、組織、会社間での「知の創発(シナジー)」と「力の創発(シナジー)」が必要不可欠であり、それを実現するには、「良質な関係性を土台にした繋がりなおし」 が大切であること。 エニアグラムを活用することで、それが可能になり、コミュニケーションが円滑で、違いを活かしあう風土が醸成しやすくなることを話しました。
- 事例発表1として、ヒューサーブ 代表の広崎仁一氏が、14か月に渡る「シナジーメイキング研究会基礎+実践コース」の体験と自己変容について、そして、広崎氏の専門であるSL(Servant Leadership)と SL (Situational Leadership)とエニアグラムの関係は、「リーダーシップ哲学」 と 「リーダー育成のための人間学」 という “車の両輪・鳥の両翼であることをお話しいただきました。
- 事例発表2として、株式会社 猫壱の代表取締役の竹内淳氏より、「リモートワーク+製品重視のスタイル」によりメンバー間の関係性が悪化していたところを、「リアルワーク+人間重視のスタイル」へと繋がりなおしを行ったこと。そして、エニアグラムと瞑想の実践によって、竹内氏自身の健全度が高まることで社内の関係性が改善し、業績が大幅にアップしたこと。 また現在、社内にエニアグラムと瞑想を取り入れているお話をしていただきました。
- 最後に、ゲストスピーカーとして、国際コミュニオン学会エニアグラムファシリテーターの片岡由加氏より、人が持って生まれた美質と素晴らしさを大切に認めることで、自分自身とのつながりが健全いなり、それが自分を活かし、かつ自分も周りも幸せにすることをお話いただきました。 人にとって必要な価値観が 9種類 あり、人間はその中の一つを持って生まれてきており、9分の1の力を持っている人々が、自分に与えられた力を発揮し、輝かせ、異なる力を持ち寄り、つながり、力を合わせ合うことで、一つの大きな力、完全な力になること。そして自分の命に向き合い慈しむことで、自分が幸せ発信基地になり周りを元気にしていけることを温かい口調でお話しいただき、参加者の方々は深く感動されていました。
- その後、参加者の方々がグループになり、テーマの「CX 繋がりなおし」について意見交換をしていただきました。 アンケートの結果では、満足度がとても高く、「CX 繋がりなおし」 の大切さ、エニアグラムの効果性へのコメントが多く寄せられました。
- 来年も7月にシンポジウムを開催いたしますので、お楽しみにしてください。