物事がうまく進まないとき、
なんだか同じところをぐるぐるしているとき、
よくよく眺めてみると、そこには「執着」があることが多いなぁと思います。

‍エニアグラムで見ていくと、
各タイプはそれぞれに「恐れ」を持っています。
そして、私たちはその恐れから自分を守るために、性格のパターンをつくりあげてきました。

タイプ1:善くないことへの恐れ→「ちゃんとしていなければ!」
タイプ2:嫌われることへの恐れ→「役に立たなければ!」
タイプ3:価値がないことへの恐れ→「価値を出さなければ!」
タイプ4:自分の存在意義がないことへの恐れ→「特別でなければ!」
タイプ5:有能ではないことへの恐れ→「わかっていなければ!」
タイプ6:見捨てられることへの恐れ→「信頼されなければ!」
タイプ7:奪われることへの恐れ→「楽しく自由でなければ!」
タイプ8:弱くコントロールされることへの恐れ→「強くなければ!」
タイプ9:分断されることへの恐れ→「平和を維持しなければ!」

どれも、生きるために必要だったものなんです。

でも…

怖いからこそ、握りしめる。
「そうでないと私はダメだ」と思ってしまう。

そして気づいたら、それは執着になっている。

面白いことに、執着し始める前って、
それがとても素晴らしく、それを大切にする自分も素敵に感じているんですよね。
でも、それを大事にしすぎるがあまり、どんどん苦しくなって、自由がなくなっていきます。

エニアグラムでいう「囚われ」です。

多くの場合、執着は、
人、物、お金
に表れます。

でも、その奥には、各タイプの囚われが潜んでいます。

例えば、お金への執着を例にすると、
もし、お金が入らないとすると、どんなことが起こるような気がするのか?

・自分のやっていることが間違っていることを証明するような気がする(タイプ1的)
・自分に価値がなく、認められないような気がする(タイプ3的)
・誰にも信頼されず、見捨てられるような気がする(タイプ6的)

等々…

それが怖くて、ますますお金に執着してしまうんですね…

よく「手放しましょう」と言われます。
もちろん、それも大事。

でも今日は、あえて「捨てる」という言葉を使いたいんです。

手放す、というと、自然に離れていく感じ。
でも実際には、そんなに優雅じゃないこともあります。

これは(この考えは)もういらない。
今までありがとう。
でも、もう次へ行く。

そう決めて、自分の手で「捨てる」ぐらいの覚悟が必要なときもあるんです。

捨てるというのは、今までの自分を否定することではありません。
むしろ、今まで守ってくれた自分への感謝です。

そして、新しい選択をするためのスペースをつくること。

私たちは、恐れを持っていて当たり前です。

でも、その恐れに一生支配され続ける必要はありません。

さて、ここで問いです。

もし、あなたが今、心の苦しさを感じているとしたら、
今のあなたが、ぎゅっと握りしめているものは何かを眺めてみてください。

「それがないと困る」と思っているものは、本当に必要なものでしょうか?

少し勇気がいるかもしれません。
でも、もしそれをそっと…いや、思い切って捨ててみたら…?

きっと、思っているほど大変なことにはなりません。

案外、奈落の底だと思っていた場所は、
ほんの数センチだったりするのかもしれませんねww

理事:にいみ ひろこ(タイプ1)

ビジネスエニアグラム協会では、定期的に体験ワークショップを開催しています。

体験ワークショップは各タイプの特徴を学び、「自己の理解」「他者の理解」をするエニアグラムへの初めの一歩となっています。

ビジネスの場だけではなく、家族・友人・恋人などすべての「人と人」の関わり合いに活用できるエニアグラムですので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

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